素材 Material

無添加住宅の素材

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漆喰(外壁、内壁、天井)

サイディングやビニールクロスでは表現できない自然な風合い

無添加住宅オリジナル漆喰の原料は、良質で白度の高い高知県産の石灰岩。人工化学物質などの添加物を一切加えず、自然の素材(スサや海藻など)を配合し独自の改良を加えた、耐久性・安全性・意匠性も抜群の大変優れた漆喰を使用しています。

漆喰の優れた7つの特徴

1.調湿性能

漆喰は微細な多孔質の構造であるため、吸湿・放湿性に優れています。室内の湿度を適度に調整することで、結露を防止し、結果として建物の耐久性も向上させます。また、湿度の高い夏には湿気を吸い込み、乾燥した冬においては湿気を吐き出してくれるため、快適な室内の環境を作ってくれます。

2.耐火性能

建築基準法上の30分耐火、45分耐火に適応しています。ほとんど無機質の素材の為、不燃性の防火材ですから、燃焼によるダイオキシンの発生もありません。昔のお城や蔵が漆喰で作られてきたのも漆喰の耐火性能が大きな理由と言われています。

3.安全性能

ビニールクロスや合板等と違い、空気中の二酸化炭素と反応して漆喰自体が硬くなるので、接着剤を一切使用しません。そのため化学物質が室内に揮発することが無く、新築当初から安全な空気環境をつくります。

4.防汚性能

漆喰の主成分「炭酸カルシウム」が静電気を帯びにくいため、壁や天井に汚れの原因となる埃を寄せ付けません。

5.抗菌性能

漆喰は強アルカリ性で有機物を分解する殺菌作用があります。主成分の消石灰は細菌の育成増殖を抑制し、結果的にカビやダニの発生を防止してくれます。

6.意匠性能

自然な風合いと質感で、どんなデザインの家にもマッチします。輝く白い壁による明るい空間は、他の建材では絶対に表現できません。

7.メンテナンス性能

ちょっとした汚れは消しゴムで消すか、カッターナイフで削り落とすことができます。また、お客様ご自身で簡単に塗り直すことも可能です。

他にもこんな効果が!

電力を16%削減!

無添加住宅の「オリジナルしっくい」が、夏期冷房におけるエアコンの消費電力量を削減する「省エネ性能」を併せ持つことを、実建物を使った測定実験で検証しました。その結果、一般的なビニールクロス内装仕様の居室より、オリジナルしっくい内装仕様の居室が約16%の省エネ効果があることが実証されました。

インフルエンザウイルスやヒト・コロナウイルスを不活性化!

漆喰の主成分である消石灰は、強アルカリ性の水酸化カルシウムです。この強アルカリ性はエンベロープウイルス周りの囲んでいる脂質層に含まれた成分を加水分解し、ウイルスを死滅させることができます。

珪藻土と漆喰の違い

珪藻土とは藻類(プランクトン)の死骸が海底や湖底に堆積してできた粘土状の泥土。古くから七輪や耐火レンガ、吸着や脱臭剤などに幅広く利用されています。
漆喰と珪藻土の大きな違いは、漆喰はそれ自体が固まる性質や抗菌性を持っているのに対し、珪藻土にはその性質が無く、壁に使用するためには、固化材(接着剤)や防カビ材などの補助的物質が必要な点です。
年月の経過とともに固化材が劣化すれば珪藻土はバラバラになってしまうこともあり、また、防カビ材などの配合物質がシックハウスの原因になる可能性もあるため、使用する場合は注意が必要です。

天然石(屋根・装飾)

重厚な美観と高潔な存在感

無添加住屋根には強度、耐久性、耐水性、耐火性に優れた特性を持つ天然石の粘板岩「クールーフ」を使用しています。特許を取得した独自の工法で、屋根部の熱を自然換気することで従来の屋根以上の涼しさを実現。外壁・内壁のポイントとして様々な表情の天然石を使うことで、よりオリジナリティ溢れる空間を演出します。

無垢材(床・建具)

「温かみのある優しい肌触り」

自然な環境で育った無垢材の表情は様々。
無添加住宅では、木目や色や硬さにそれぞれの特徴と美しさを持つ無垢材を取り揃えています。
飽きのこない自然の味わいは、工場で大量生産されるプリント合板の製品にはない、ぬくもりと安らぎを与えてくれます。

無垢材の特徴

薬剤処理していない安全な無垢材

通常、輸入材は防虫・防カビのために薬剤による燻蒸処理が行われています。表面処理だけでなく薬剤が加圧注入されていることも。だから無垢材の全てが安全・健康的であるとは限りません。
無添加住宅で使用する無垢材は薬剤処理を行わず、約70℃の高温釜に1週間ほど入れて防虫防カビ処理を行います。また、出荷するまでに-20℃の冷凍殺虫も行なっております。温度変化による結露を防止するために時間をかけて製品管理をしています。安心できる室内空気環境のためには手間を惜しみません。

無垢材は呼吸しています。だから完全無塗装

今までは汚れにくくするという理由からウレタン塗装が望まれました。しかし、無垢材の良さは塗膜塗装をしないで使ってこそ現れるのです。
無塗装の無垢材は調湿機能が働き、空気中の水分を吸収したり吐き出したりしてくれます。
季節によって床にスキ間ができ踏み音が出る場合がありますが、それは無垢の木にとってはとても自然なこと。逆に、一年中どの季節も全く変化しないことを無垢材に求めるのは、本来とても不自然なことなのです。

米のり(接着剤)

古くから使われている天然の接着剤

無添加住宅の集成材は米のりで接着。お米は熱によってα化(高分子化)し、固まるとセルロース、つまり木と同じようなものに変化します。そのため、気温や湿度によって多少集成材が膨張や収縮をしても、米のり自体が木と一体化してはがれにくいのです。

柿渋(防腐・防蟻・塗料)

自然界のパワーを活かして

未熟な渋柿から製造される柿渋。その柿渋を建具の塗料として、また、土台には防腐・防蟻のためにホウ酸を混ぜて塗布しています。塗料としての柿渋は、防腐・防虫・防カビの役割だけではありません。柿渋を塗った無垢の木に太陽の光を当てると、徐々に味わいのある色に変化していきます。自然素材なので安全な上に、ペンキでは表せないその風合いは時間が経つほどに価値を感じていただけます。

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