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空気測定を実施しました!

当社は今年度より「室内空気環境NO.1への道」を目指し、無添加住宅のお家を全棟空気測定を実施しています。空気測定では、室内にどの物質がどのくらいの割合を占めているのか、TVOC濃度※はどのくらいかを知ることができます。

※TVOC…空気中に気体で存在するVOC(有機化合物)の総和で空気質の汚れを表します。
TVOCには接着剤、防腐剤、塗料などの人為的(汚染)原因の他、木材等の天然由来成分も含まれます。
ただし、空気中の全ての有機化合物が含まれるわけではありません。

 

=測定方法手順=

①サンプリングの準備

まず、空気測定をする部屋を決めます。
(基本的には、滞在時間が長いリビングや寝室にしています)

 

②部屋の換気と閉鎖

窓とドアを全開、換気ファンも起動して室内を30分換気します。
換気が終了したら窓とドアを閉め、換気ファンを停止させた状態で5時間以上閉鎖します。

 

③サンプラーの設置

床(無垢材)や壁から所定の距離を取って吊るしたら測定開始です。記録用紙にサンプリング開始時刻と温度、湿度を記入します。

 

④回収

サンプラーを設置してから24時間後に回収します。記録用紙に終了時刻を記入します。

 

⑤発送

サンプラーと記録用紙を冷暗所に保管し、速やかに公的検査機関へ発送します。

 

 

3月に実施した空気測定の結果です!

※指針値物質(室内濃度指針値)…現時点で入手可能な毒性に係る科学的知見から、人がその化学物質の示された濃度以下の空気を一生涯にわたって接種したとしても、健康への有害な影響を受けないであろうとの判断により設定された値を算出したもの。

 

厚生労働省では、室内のTVOC濃度に暫定目標値400μg/㎥を設けています。ただし、一般的な新築の木造住宅では木材由来以外の化学物質が多く含まれ、この値を超えてしまうことは周知の事実です。

今回測定した無添加住宅(新潟市西区K様邸)はTVOC濃度が170μg/㎥で、厚生労働省が定めている暫定目標値400μg/㎥を大きく下回る結果となりました。

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