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共働きの子育て世帯にやさしい!“帰りたくなる家”のつくり方
こんにちは!
仕事に育児に家事に…気づけば1日があっという間。
そんな忙しい毎日だからこそ、家は“心と体をリセットできる場所”であってほしいですよね。
特に6月は、天気も変わりやすく、なんとなく疲れがたまりがちな時期。
今回は、暮らしを少しラクに、そして毎日「ほっ」とできるような家づくりのポイントをご紹介します。
1. 「ただいま」から始まるストレスフリーな動線
これからの時期、雨上がりで公園から帰ってきた子どもたちの靴はドロドロ、傘やカッパもびしょ濡れ…なんて光景、お子さまがいるご家庭ではお馴染みではないでしょうか。冬になると、大人も雪で濡れてしまうことがありますよね。
そんな新潟の気候にぴったりなのが、広めの玄関土間+手洗い&収納に繋がるスムーズな動線設計です。
・ゆとりある玄関土間👞
濡れた靴や上着を脱いだり、雨具を掛けたりするスペースが十分にあれば、外の汚れをリビングに持ち込むのをしっかりシャットアウトできます。「玄関がびしょびしょ…」なんて悩みも軽減。ベビーカーや三輪車、外遊びのおもちゃなども気兼ねなく置けるので、スッキリとした玄関を保てます。
・玄関から直行できる手洗い👏
帰宅後すぐに手が洗える動線は、ウイルス対策や衛生面でとっても安心。子どもたちに「手を洗いなさーい!」と何度も言わなくても、自然と習慣づけができるのも嬉しいポイントです。
・「自分でお片付け」を促す収納🎒
玄関の近くに、脱いだ上着やカバン、ランドセルなどをサッとしまえる収納スペースを設けましょう。リビングにものが散らかりにくくなり、子育て中の「片づけなさい!」がグッと減ります。子どもが自分で片付けやすい高さや仕組みにすることも大切です。
この「ただいま動線」がスムーズだと、帰宅時のママ・パパのイライラも減り、笑顔でおかえりが言えるようになりますよ。
2. 忙しい朝と夜を助ける“家事ラク”の工夫
共働き家庭にとって、家事の効率化は永遠のテーマ。特に洗濯と料理は毎日のことだからこそ、少しでも楽にしたいですよね。
・洗濯 → 干す → たたむ → 収納 が一カ所で完結👔
梅雨時や、お天気が不安定な日が多い新潟では、部屋干しが欠かせません。だからこそ、ランドリールーム+ファミリークローゼットの組み合わせが大活躍!
洗濯機から取り出してすぐ干せて、乾いたらその場でたたんで、隣のファミリークローゼットにすぐ収納。この一連の流れが一カ所で完結すれば、あちこち移動する手間が省け、時間も大幅に短縮できます。「洗濯物を運ぶのが重くて大変…」なんて悩みからも解放されます。
・キッチンから全体を見渡せる & つながる動線💫
夕方は、子どもの宿題を見たり、明日の準備をしたり、洗濯物を取り込んだり、そして夕飯の支度…と、まさに“魔の時間”。共働き家庭にはやることが目白押しです!
そんな忙しい時間を少しでもスムーズにするために、キッチンからリビングやダイニング全体を見渡せ、さらに他の家事スペースへとつながる回遊動線がおすすめです。
👉コミュニケーションが生まれる対面キッチン
料理や洗い物をしながらでも、ダイニングで宿題をする子どもやリビングで遊ぶ家族の様子を見守れます。「ねぇ、今日学校でね…」なんて会話も自然と生まれ、家族のコミュニケーションが豊かになります。
👉“ながら家事”を叶える回遊動線
キッチンからパントリー、そしてランドリールーム、ファミリークローゼットへとスムーズに移動できる動線があれば、料理の合間に洗濯物を片付けたり、食材を取りに行ったりと、複数の家事を効率よくこなせます。「あっちもこっちもやらなきゃ!」という焦りが減り、心にもゆとりが生まれます。
キッチンを“暮らしの中心”に据えた設計は、忙しい毎日の強い味方。動きやすく、見守りやすく、そして自然と家族が集まる――そんな理想の家事ラク空間を実現できます。
3. 家族時間を育む“ぬくもり空間”
新潟の気候を考えると、家族が家の中で過ごす時間は自然と長くなります。だからこそ、「家の中が一番居心地いい!」と感じられる空間づくりが大切です。
・心と体にやさしい自然素材を使った空間🌳
無垢材のフローリングや漆喰壁など、手ざわりや空気感にこだわった自然素材を取り入れた家は、特に小さなお子さまがいるご家族に喜ばれています。
自然素材は調湿効果に優れているものが多く、ジメジメとする時期も室内の空気をサラリと保ち、気になるニオイもこもりにくいと言われています。深呼吸したくなるような、気持ちのいい空間は家族みんなをリラックスさせてくれます。
・ゴロンとできる畳スペースでほっと一息🍵
リビングの一角に小上がりの畳コーナーや、フローリングに直接置ける置き畳などを設けるのもおすすめです。
子どもたちのお昼寝スペースや遊び場として、また、洗濯物をたたんだりアイロンがけをしたりする家事スペースとしても大活躍。お客様が来た時のちょっとしたおもてなし空間にもなります。畳の持つ独特の温かみやい草の香りは、どこか懐かしく、ホッと心を落ち着かせてくれます。
4. 省エネ&快適設計で、一年中ここちよく!
「夏はジメジメ暑くて、寒い季節は底冷えするのが当たり前…」なんて思っていませんか?いえいえ、今の家づくりは進化しています!厳しい冬、そして湿度が高く蒸し暑い夏の快適さは、日々の暮らしの質を大きく左右します。
・高気密・高断熱で魔法瓶のような家に🏡
家の隙間をできるだけなくし(高気密)、壁や窓の断熱性能を高める(高断熱)ことで、外の暑さや寒さの影響を受けにくく、冷暖房の効率が格段にアップします。これは、光熱費の節約にもつながるので、家計にもやさしい選択です。
快適な室温を保てる環境は、家族の健康を守り、活動的な毎日をサポートしてくれます。
5. 家族の「これから」に寄り添う設計を
家は建てて終わりではありません。家族の成長とともに、暮らしの形も変化していきます。
お子さんが小さいうちは、目が届きやすく、家族みんなで一緒に過ごせる広い空間が中心になるかもしれません。でも、子どもたちが成長して中高生くらいになると、それぞれのプライベートな時間や空間も大切になってきます。
・変化に対応できるフレキシブルな間取り👨👩👧👦
将来のライフスタイルの変化を見据えて、可変性のある間取りを考えておくのもおすすめです。
例えば、最初は広い一部屋として使い、将来的に壁や家具で仕切って二部屋にできる子ども部屋。夫婦それぞれの趣味や仕事に使える2WAYの書斎。リビングの一角に設け、子どもの勉強スペースとしても、親のワークスペースとしても活用できるスタディコーナーなど、アイデアは様々です。
おわりに
家は、家族の「帰る場所」であり、「明日もがんばろう」と思える充電基地。
「家がいちばん心地いいね」と家族で笑い合える家づくりをはじめませんか?
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